やりたいことをやっているはずなのに。

事業を始めるには、ある程度の勇気と覚悟が必要です。よく考えて、でもやはり自分のやりたいことを一生懸命やりたい、そう考えて一歩踏み出す方が多いのではないでしょうか。


ところが、あんなに考えて決めたのに、始めてみたら「これは本当に自分がやりたかったことなのだろうか…」と悶々としてしまうことが意外にあります。


何だか思っていたのと違うなあ、と。
こんなはずではなかったなあ、と。
でもそれは思うに、やりたいことが「違っていた」のではないのです。


ここで、やりたかったことを実際にやってみてどうだったか、改めて思い浮かべてみていただきたいのですが、例えば、です。


・やはり夢中になって没頭してしまうなあ。
・つい細部にまでこだわってしまうよなあ。
・でもなかなか思い描いたようにはできなくて…
・気づいたら時間に追われてしまっていたかも…
・お客さまに喜んでいただけているのかどうか自信が…
・自分では満足していない部分もあるのです…


このようなことが思い浮かぶとしたら、これはまさしく、「やりたいこと」をしているからこそのお悩みや迷いと言えるのではないでしょうか。


やってみたことで、やりたいことが更に明確になりました、という状態なのだと思われます。


はじめに持った少しばかりの勇気や覚悟では足らない、と言いますか、そのような勇気や覚悟でしたらむしろ不要だったことが分かります。


何故ならば、この悶々とした気持ちを何とかするためには、やりたいことを更に突き詰めていくのが有効で、かつ、この突き詰めには終わりがありません。


ということは、これこそが「皆さまが(社長が)やるべき仕事」「打ち込むに値する仕事」ということに置き換えられるのかもしれません。


悩みや迷いといった一見マイナスにとらえられそうな気持ちを、
様々に考えて新しい提案を検討し続けること、品質向上に繋げ、お客さまに役立ち事業を発展をさせることに当てはめていく、というのを、
事業を運営する限り考え続けていくことになります。