【ビジネスモデル構築ガイダンス】日々の記録を正しく取る。

*この記事は、以前ご提供していた”ビジネスモデル構築ガイダンス”の内容を一部ご紹介したものです。こちらのメニューでは起業創業準備中、又はまもない方を対象に起業創業の準備から軌道に乗るまでの基本的な流れと大切なポイントをお伝えしていました。

先日から、ワークの部分をブログですこしご紹介させていただいています。
前回までの記事はこちら。

» 1回目の記事はこちら「【ビジネスモデル構築ワーク】最初に考えること。」
» 2回目の記事はこちら「【ビジネスモデル構築ワーク】やりたいことをビジネスにするために必要なこと。」
» 3回目の記事はこちら「【ビジネスモデル構築ワーク】準備の大切さが身に染みる。」

PDCAサイクルのDo(実行)まで進みました。

PDCAサイクルとは?
元は品質管理、生産管理を進めるための手法で、Plan(計画)→Do(実行)→Check(検証)→Action(改善)の4段階を繰り返すことによって、業務を常にブラッシュアップしていく考え方です。

今回もPDCAサイクルを用いて、小さなビジネスが生まれ、継続し、発展していく形を表す図を使用していきます。

次はCheck(検証)です。

「Plan(計画)をDo(実行)してみてどうだったか?」を分析します。ここはPDCAサイクルの肝と言ってよいでしょう。

…ちょっと話が反れますが、計画が苦手な方は、この「検証」がうまくいっていないというか、検証するという発想自体がないことが多いですね。計画を立てたらその通りに実行しないといけないのが息苦しい、と避けている方も。

いえ、計画とはあくまでも目安、やっていくうちに「こうしたほうがいいかも」と修正されていき、はじめに考えたビジネスとは違う形になっていくのが普通です。

この「当初計画とどこがどう違うのか?」がたいへん重要な部分で、ここが皆さまの個性であり、皆さまのビジネスをおもしろくする鍵であります。

さて、この鍵を見つけるために欠かせない業務があります。

それは何でしょう?

お考えいただけたでしょうか?

7.には、「管理」「記録」などの言葉が入るとよろしいです。

正しく管理された記録をもとにして、結果を客観的に8.評価します。

…などとは当たり前に聞こえるかもしれませんが、「今月はすごく売れた」「出費がかなり多かった」「お客さまがだいぶ増えた」このように何となーく感覚的にとらえていること、ありませんか?

データをちゃんと取ってみたら思っていた結果と違っていた、ということが本当によくあります。

正しい記録が適切に管理されていれば、難しい(ように見える)分析方法を使わなくても、良し悪しがピン!と分かるものなのですよね。

次回に続きます。

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