言葉にならないこと

お客さまと広告・宣伝用の文章を考える時などに、言葉の意味についていつも考えてしまいます。

本当に感動した時や嬉しい時などに「言葉にならない」という表現を使うことがありますね。言葉にした途端に陳腐なものに変わってしまったり。

しかしよく考えたらそれは当然のこと。思うところは人それぞれで、それを何とか他人に伝えるために言葉が生まれたのですから。むしろ陳腐でないと伝わりません。

ですから、本当に思っていることほど口に出せなかったり、また出さなかったりもします。

そう考えると、「広告・宣伝用の言葉に意味があるのだろうか」などと中二病的な思いに耽ってしまいそうになるのですが、もういい大人の私はそのような罠にはまってはいけません。

言葉には「行間を読ませる」という大切な役割があります。

あまり良くないたとえですが、SNSで「匂わせ投稿」が炎上するのは、何でもない投稿の行間から「自慢」や「虚栄心」といった本心が読め、その矛盾に多くの人が違和感を抱くからでしょう。

また、言葉を受け取る側にも課題はあります。コンプレックスや卑屈な気持ちがあると行間を正しく読むことができません。耳障りの良い言葉に騙されたり、本当に良いものを見つけられなかったり。

そのようなことをよく考えた上で、言葉にならない本当の思いを汲んでいただけるような、本質を表す言葉を一生懸命選んでいきたいなと思います。

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