棚卸の基本「売上原価と在庫の関係」

棚卸とは、月末や期末に商品や製品(製品になりかけのも含む)を数える作業のことです。

在庫とは、要は「まだ売れていないもの」。
「まだ売れていないもの」の数を数えると、仕入れた数との差し引きで「売れたもの」の数を逆算できます。

前回の記事
棚卸の基本「棚卸とは?売上原価と在庫の話」

さて、前回月末在庫として残った「いちご三兄弟」の末っ子いちご。
これが翌月には月初在庫になります。

この時の売上原価はこうです。

おっと、その場合はこうです。

同じいちごでも、仕入時期などによって仕入高が異なることはよくあります。

その場合、売上高が同じでも、どのいちごが売れたかによって売上総利益が変わるわけです。

しかし、今回のようにどのいちごが売れてどのいちごが残ったのか、区別がつかないようなケースがあります。

このような時のために、どのいちごを在庫と見なすのか?に幾つかのルールがあります。

次回に続きます。

※そして、現実にはいちごが1ヶ月も残っていたら腐ってしまいますね!
ここはそういうの抜きでひとつ…!

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