先月の2018年1月に当ウェブサイトをリニューアルした際、サイドバーに「MFクラウド公認メンバー」のバナーを設置しました。
MFクラウド公認メンバーは、マネーフォワードのクラウドサービスを熟知している、または今後その意向を持つ会計事務所・社会保険労務士事務所です。
公認メンバーはプラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズと分かれています。聖闘士星矢みたいですね、と思われた皆さまも多いことと思います。
ちなみに当事務所はただ今のところ青銅聖闘士です。否、ブロンズメンバーです。
当事務所のクラウドサービスに対する考えをすこし述べますと、たいへん便利で有効なサービスであるのは間違いありません。しかしながら、夢のない言い方で恐縮ですが、導入しさえすれば魔法のように業務が楽になる、というものではないと思っています。
業務フローがじゅうぶん整備されないままだと、せっかくの素晴らしいツールの効果も半減してしまいます。導入したものの、結局使われなかったり、業務がむしろ増えたり、間違いが起きやすくなったり、ということも起き得ます。
想像しやすいところで売上を計上する場合のことを考えてみます。
一口に売上と言っても現金売上なのか掛売上なのか前受なのか。それぞれ計上前に確認しなければならないことが異なりますが、どのようなデータや書類を活用すべきなのか。
また、計上した売上をどのように分析するかも業種や事業により異なるはずです。顧客別、商品別、部門別、支店別、時間帯別、曜日別…一番重きをおいて確認したいのはどの部分か。これらを整理した上でツールの使い方を検討し、目的に見合うツールを探したり作ったりする、という手順になるかと思います。
ここは業務の流れを見直すたいへん良い機会であるとも言えます。業務フローを整えて適切な新ツールを導入することで一気に効率化することも可能です。
MFクラウドサービスの導入を検討されている方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお声がけください。