先日、自分達の業務を一言で説明できる言葉が自然と生まれてくるのを待っている、とこちらの記事に書かせていただきました。
その数日後のこと。ある仕事でディレクション業務について調べる機会がありました。そこで「ん?これは当社アールスケッチの業務のこと…?」と感じる部分が意外にも多く、急に「ディレクション」という言葉に興味がわいてきました。
ところで、皆さまにとってディレクションとは馴染み深い言葉ですか?監督、演出、指揮、といった意味を持ち、IT業界やデザイン業界などでは日常的に使われるようですね。しかし私などは半年に1回聞くか聞かないかで、ちょっとかっこいい響きなのも相まって、自分には関係のないことだと思っていました。
今回、ディレクション業務について勝手に親近感を覚えたのは、各所の要望をヒアリングし、何でも屋さんの様相も呈しながら地道に課題を解決していくところ。
何でも屋さんになる過程はおそらくこうです。どのプロジェクト(事業)にも、手薄になる部分や誰もやりたがらない部分がどうしても出てきます。しかもそういう部分ほど重要だったりして、全体を見る立場としてその滞った箇所の改善に携わるうちに、どんどん何でも屋さんになっていく。
しかし何でも屋さんなだけではプロジェクト(事業)は進みませんので、要所要所で行くべき方向を見極めて進行を管理するのが肝要なところも、非常に共感してしまったのでした。
話変わって起業・創業においては、手薄になる部分や苦手な部分に四方囲まれながら事業がスタートすると言っても過言ではありません。当社ではご自身の創業準備中~創業後まもなくからお付き合いのあるお客さまが多いため、私達の何でも屋さん具合にも拍車がかかりました。
そのようなわけで、当社の業務内容は事業運営のディレクション、という風に言えるのかもしれません。今はじめて言ったのでまだピンときませんが…!