お客さまと、お客さまの事業についてお話ししている時に、お客さまのすこし先の未来がふっと目の前をよぎる感覚になることがあります。
それは、お客さまが納得のいくまで手をかけた独自の商品・サービスが、(お客さまの)お客さまにとても喜ばれて、事業が何倍もの規模に発展している未来です。
おお、と思いお客さまにお伝えするのですが、皆さん決まって、いつかそんな風になるんでしょうか…?、そうなったらいいんですけどねぇ…、と困ったような表情になられます。
はい、私も逆の立場だったら何を怪しいことを言っているのだか…と引いてしまうかもしれません。しかしそこで諦められない程、目の前に浮かんだ未来はただの夢とは思えない現実味を帯びています。
実際に、1年も経ちますと完全とまではいかなくとも凡そそのイメージが現実になっている、ということがよくあります。その頃には次のすこし先の未来が見えているので、また更にそのイメージをお伝えし…ということがずっと続きます。
不思議なのが、夢のように思っていた未来が現実になった時には、そんなのは無理だろう…と感じていた過去はすっかり忘れていること。うーん、なぜあんなに無理だと思っていたのだろう…?と。
そのような時には、以前に立てられた計画や現在の実績記録を振り返り、無理だと思われていた未来が現実になるまでのプロセスを実感するのがよいと思います。
それまで無理だと思っていたことがどこで無理ではなくなったのか?恐らくは、明確なきっかけはあまり見当たりません。今日はこれに挑戦してみよう、という小さな試みが積み重なって気づけば意外にとんでもないところまで進んでいたなあと感じるのではないでしょうか。
ただ、小さな挑戦はずっと先の未来に向かった大きな流れにそっているほうがよく、少なくとも大きく外れない必要はあるかと思います。その一助になりますようにと考えつつ、今日もしつこーく未来のイメージをお伝えし続けています。