今日はいつになく骨太なテーマです。どどん。
「AIは敵か味方か?」
AIに取って変わられる筆頭として、私達士業の仕事が挙げられることも多い昨今。しかし、周りの士業の皆さんから実際に聞くお声は「待ってましたAI!」と歓迎ムードだったりして、このギャップたるや…?と考えあぐねるところがありました。
よく言われるのが、書類作成、手続きをメインにしている士業はもうだめで、相談業務など、人間でないとできない仕事を強みにしないといけない、と。
でも本当にそうなのかは未来になってみないと分からないと思います。相談業務も、情報量の多いAIのほうが的確な答えを出してくれるかもしれませんし、AIにもいずれ感情が宿る説もあるようで、人間でないとできない仕事という概念自体がなくなるかもしれません。かえって、書類を手書きで作れる士業が珍重される時代になるかもしれません。
これは、「宇宙人は敵か味方か?」と問うのに似て、未知のものに対して敵か味方かを判断するのは難しいと思います。そもそもこの世に完全に敵、または完全に味方、というものは存在しないのですし。
ということを踏まえた上であえて想像してみると、私もAI男くん、AI子ちゃんに負の印象は持ちません。すごいわー、めっちゃがんばるねー、でも意外におバカなとこもあるよねー、と声をかけながら働いているような気がします。仕事仲間のひとり、というイメージです。
もちろん先方にもご都合がありますので、お仲間になっていただけるとは限りませんが、お迎えする心づもりをするのに決して早い段階ではありませんね。いつでもどうぞ、と言えるのを目標に。